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エレベーター用語集

「ゾーニング」zoning

大規模な建築物の計画においては、建物全体を平面的に、又は立面的に幾つかのゾーンに分けて計画する事が多い。 これをゾーニングという。 エレベーターにおいては、高層ビルの場合、建物をたて方向に幾つかのゾーンに区分し、それぞれのゾーンごとに、最適仕様と台数のエレベーターを配置する。 ゾーニングのメリットは、 �@中層以上のエレベーターには、急行ゾーンができるので、高速エレベーターの採用によって走行時間の短縮、輸送能力の向上が図れる。 �A低・中層用エレベーターの機械室の上部は、居室等に有効使用できるので、レンタブル比の向上が図れる。 �B急行ゾーンには乗場の出入口が不要であり、設備費の大幅節減が図れる。 などである。